日本における「キャンプブーム」は、2010年代から盛り上がりを見せて、2021年をピークに2022年夏頃には既に下降に入っていたとみられています。これを受けて、キャンプメーカーの業績も低迷期に入りました。

スノーピークの利益激減
キャンプブームが終焉したと言われる根拠となるのは、スノーピークの利益が急減したことです。2023年12月期決算では「純利益99.9%減」となり、2024年7月に上場廃止となりました。
1958年に創業した同社は、コロナ下における「キャンプブーム」で急成長しましたが、2022年中頃にコロナ終焉とともに大失速。商品が売れずに大量の在庫を抱えたことで、資金繰りが悪化して、短期借り入れ(負債)が53億円から104億円にまで1年で50億円以上も増加しています。
中華ブランドの台頭
今では、中国製のブランドが大量に出回るようになりました。品質もある程度は良いものが出回っており、中にはブランド品と似たようなレベルのものも増えています。
100円ショップで品数現象
100円ショップでもキャンプが盛んな時には、店舗の見える場所にキャンプグッツが置かれていました。100円ショップだけではなくて、ドンキホーテでさえ、キャンプ用品を前列に陳列していました。それが今では、奥の方に置かれるようになり、さらに取り扱われる品数も大きく減少しました。
キャンプ用品の値引き増加
キャンプブームも去り、中華ブランドが台頭したことにより、とにかく値引き商品が増えました。以前よりも半値以下で売られているようなものもあります。

