夏山で起こる低体温症のリスク

夏山であったとしても、高度が高い中で暴風にさらされると、低体温症になることがあります。特に雨が降って全身が濡れていると、低体温症になりやすくなります。

天気が悪い日に登らない

最も基本的なことは「天気が悪い日に登らない」ということです。2023年10月に朝日岳で天気が崩れて、風速30メートル、気温2度ということもありました。秋に冬山のような状況になって4人が亡くなりました。

天候が悪ければ、無理をしないで帰るという選択を取ることは、自分自身の安全を守る上で最も大切なことになります。また、天候が悪い中で強行しても、景色が見えないので楽しい登山が出来ないものです。

服を濡らさないこと

服が濡れると体温低下が著しくなります。そのため、服を濡らさないことが大切になります。多くの登山者が登山ウェア(ソフトシェル)を持っていますが、それだけで不十分になることが多いので注意が必要です。

濡れたら上着がなくなるので、予備として100均レインウェアのようなものを持っておくのが便利です。

ツェルトを持参する

特に日帰り登山の場合には、常にツェルトを持ち歩くのが厳しい場合も多いでしょう。そんな時に役に立つのが「100均の自転車カヴァー」です。上から被るだけでツェルトの代わりとして機能することがあります。

実際に暴風雨の中でツェルト設営は難しいので、自転車カヴァーを頭から被るぐらいでしのぐのが有効なのです。

着替えを持っておく

着替えるものがあれば、体温の低下を防ぐことができるので、上下で何か着替えを持っておくと良いでしょう。