地方から旅行していれば、東京に少し立ち寄って1泊しておいたり、羽田空港を利用したりすることがあるでしょう。そんな時に便利に利用できるのが東京の大森駅から行ける「天然温泉平和島」です。私は、都内で泊まるホテルがない!という時の緊急用に使っています。
予約しなくても利用できる
東京で、予約が必要なく宿泊できる場所を知っておけば、東京に行く時に非常に便利に活用することができます。東京であれば、漫画喫茶という選択肢もありますが、東京都の漫画喫茶は条例でわざわざ身分証の登録という煩わしい作業が必要で、閉塞感がある店も多いので私は漫画喫茶は苦手で泊まる事もありません。平和島の温泉は、宿泊扱いではなくて「深夜の休憩扱い」になるので、予約の必要もないので便利です。
天然温泉平和島に入場して「深夜コースを利用したい」と言って、ロッカーの鍵、浴衣・タオル・バスタオルのセット、朝食券を受け取って、入場するだけです。支払いは、全て後払いとなっています。支払いにクレジットカードを利用することもできます。
平和島温泉の宿泊料金
平和島温泉は、日中利用、宿泊利用がメインですが、それ以外に羽田空港との間でシャトルバスを運行していて、早朝フライト、深夜フライトに羽田空港直行のシャトルバスで行く事ができます。羽田空港を利用して旅行する時に平和島温泉を組み合わせれば、旅行のイベントを増やして非日常感をさらに楽しむことができます。
通常の宿泊は、夜16:00からの「深夜スティコース」で4500円になります。コロナ以前は、夜20:00チェクイン(3900円)だったので温泉前にあるジョナサンで20:00になるまで待つこともありましたが、時間が改善されました。朝食1200円相当が付いている事を考えると、実質的に3500円ほど宿泊することができるプランになります。
平和島温泉のアクセス
平和島温泉に行くには、JR大森駅からのワンコイン100円バスが便利です。大森駅からの6番線でワンコイン100円バスが10分間隔で運行されています。JR大森駅から歩くと24分もかかるので、ワンコインバスを使うのが現実的です。帰りは「バスチケット下さい」と言えば、ワンコインバスの無料チケットをくれるので無料になります。
大森駅前6番乗り場からの「ワンコイン送迎バス」は、10分間隔でかなりの本数が運営されています。
平和島温泉の楽しみ方
平和島温泉の楽しみ方は、宿泊料金4500円という価格で、広い天然温泉に自由に入れることと、宿泊に付帯した朝食を楽しめることです。睡眠がとれるかどうかは人によりますが、いかにフラットシートと言っても、個室ではないので、熟睡が難しい事は確かです。そのほか、人によって漫画本、雑誌などを楽しんだり、夕食を楽しむ事もあるでしょう。
綺麗な共有スペース
館内の中心部分に共有スペースがが設置されていて、かなりの種類の雑誌、新聞などが置かれています。ソファであったり、パソコンなどを置いて作業できるような椅子も設けられています。フラットシートの方が快適なので、多くの人がフラットシートの方で休んでいます。
館内着の着用で外出可能
館内着を着用した状態で外出することは可能になっています。つまり、目の前にあるジョナサンに食事に行ったり、歩いてすぐのドンキホーテに行ったり、もしくは友人と少し面会するぐらいは可能であると言うことです。ホテルのようにどこかにお出かけするということはできません。
フラットシートで寝られる
平和島温泉の深夜プランは、フラットシートで寝る事になります。羽織ることができる程度のブランケットを渡されるので、それを羽織って寝ることになります。フラットシートの消灯時間は、夜12時に設定されているようで、夜12時になると部屋が薄暗くなるようになっています。暗くなっても、テレビの明かりがついてチカチカするので、暗さが気になる人は、アイマスクを持参した方が良さそうです。