みの石滝キャンプ場「船でしか行けないキャンプ場」

みの石滝キャンプ場は、全国的にも珍しい「船でしか行けないキャンプ場」です。みの石滝キャンプ場にアクセスするための最寄り駅は、「相模湖駅」で、高尾山駅の隣駅になるので、とてもアクセスがしやすい場所になります。

みの石滝キャンプ場
最寄り駅:相模湖駅
住所:神奈川県相模原市緑区若柳1628
電話:042-685-0330
アクセス:船のみ(1320円/1人)
宿泊料金:バンガロー(3300円/1人)
サイト:https://www.camp-minoishi.com
併設:カヌースクール

相模湖で、カヌースクールも運営されていて、カヌースクールを受講してからキャンプすることもできるそうです。キャンプ場自体は、相模湖が作られた1955年にできた70年の歴史を誇る歴史あるキャンプ場です。

2019年10月の台風19号で被害にあって、土砂崩れからキャンプ場の半分を喪失するという甚大な被害を受けました。2023年時点においても、復旧半ばと言った状況でした。

相模湖の船着き場から船に乗る

相模湖の船着き場から船で渡ることになります。清水屋の近くに「みの石滝キャンプ場 渡舟乗り場」という看板があるので、そこに到着したら電話すれば、船で迎えにきてくれます。

台風による影響

2019年10月の台風19号でキャンプ場が大損害を受けて、まだ完全復旧してない状況です。車が入ってこないので、駅から歩いて来れるキャンプ場としては非常にオススメです。バンガローが24棟あって充実しています。

ジャングルに迷い込んだ雰囲気

小川沿いにバンガロー群が建設されていて、どこかのジャングルにでも迷い込んだような雰囲気です。都心からすぐにある場所とは思えないような雰囲気は素晴らしいものがあります。

みの石滝キャンプ場
みの石滝キャンプ場

とても綺麗な調理場

とてもきれいな調理場は、円型のかまどが並んでいて、炭火をすることもできるようになっています。机、椅子が綺麗に並べられているので、大人数でBBQパーティすることも可能だなと思いました。

現実の世界に戻るとき

帰りは、9:30、10:30、11:30出航から選択することができます。相模湖畔を戻る時には、千と千尋の神隠しのように「現実世界に戻ってくる」ような感覚になりました。

アクティビティ

カヌー教室以外にも、様々なアクティビティを楽しむことができます。例えば、けものみち散歩(1周30分ぐらい)であったり、石滝を見学する(往復30分)などをはじめとして、石老山の登山もたのしむことができます。

レンタル・販売

レンタル品・販売も充実していて、寝具合計1210円(マットレス:550円 毛布:440円 シーツ:220円)でレンタルすることができます。手ぶらでバンガローに宿泊する時には、レンタルが必要になるかと思います。

レンタル品・販売も充実していて、寝具合計1210円(マットレス:550円 毛布:440円 シーツ:220円)でレンタルすることができます。手ぶらでバンガローに宿泊する時には、レンタルが必要になるかと思います。

正直な感想

正直な感想を言えば、秘境の感じがあって、非常に素晴らしいキャンプ場であることは間違いありません。その一方で、台風被害の影響は甚大であり、山が崩れて土砂が堆積した状況で、復旧半ばといった感じでした。

子供向けのキャンプ場」を掲げているので、「お酒・飲み物の持ち込みが一切禁止」されています。自炊用の水を1杯持ち込むぐらいなら黙認されそうな感じもしますが、持ち込みで飲み会などは容認されないでしょう。そういう意味で、飲み会を伴う大人キャンプには不向きなキャンプ場と言えるでしょう。大人サークルのゆるドアのキャンプでも使えなさそう。もちろん、飲まない人たちの集いなら問題ありません。

相模湖の水質は、お世辞にも綺麗とはとても言えません。相模原の湖畔に残る昭和の雰囲気は素晴らしく、千と千尋の世界にも出てきそうな雰囲気を残しているのですが、相模湖の水質汚染は醜いものだなと思いました。先ずは、水質の改善を行わないと、アクティブなスポーツを行う人を増やせるとは思えず、観光業もうまくいかないだろうと思いました。観光業を考える前に、水質改善ですね。