世界遺産の日光東照宮の裏手にある「稲荷川」は、冬に凍り付いて、1月下旬から、2月中旬の間にしか見ることのできない美しい氷瀑を見ることができます。1月下旬から2月中旬頃までに多くのハイカーが訪れる人気スポットになっています。

雲竜渓谷ハイキング
雲竜渓谷ハイキング

瀧尾神社までは、タクシーで向かうことができます。瀧尾神社からゲートまで距離があるので、片道2キロぐらい林道を歩く距離が長くなります。ゲート前まで車で行けば、歩く距離が10キロぐらいで、往復6時間ぐらいで帰ってくることができます。

雲竜渓谷 氷瀑トレッキング

8:30 東武日光駅に集合

8:30 東武日光駅に集合しました。ここからタクシーで、「瀧尾神社」に向かいます。

東武日光駅
東武日光駅

9:00 瀧尾神社でタクシー下車

日光駅からタクシーに乗って、日光東照宮を過ぎた場所にある「瀧尾神社」で下車します。タクシー料金は、1700円のはずですが、途中でタクシーがバックするふりをしたり、最後に神社を1周回るせこさで1900円を取られました。

林道をゲートまで歩く

林道をゲート方面に向かって歩いていきます。

雲竜渓谷ハイキング
雲竜渓谷ハイキング

9:50 雲竜渓谷ゲート

雲竜渓谷に入るゲート前に車が10台ほど停車していました。

雲竜渓谷 氷瀑トレッキング
雲竜渓谷 氷瀑トレッキング

10:00 砂防堰堤の橋

砂防堰堤の橋を使って対岸に渡ることができます。

雲竜渓谷 氷瀑トレッキング
雲竜渓谷 氷瀑トレッキング

上流に歩いていく

ゆるい上り坂を上がっていくことになります。

日向砂防堰堤

1928年に13.6mで建設されて、1953年に6mのかさあげが行われて、さらに1982年まで8年がかりの工事で高さ46mの巨大堤防となりました。しかし、1993年の8月6日に稲荷川の氾濫が起こり、793戸が浸水、1636年に建造された太鼓橋が流出しました。

雲竜渓谷 氷瀑トレッキング

11:20 巨大砂防ダム

巨大な神殿のような砂防ダムがあります。この神殿みたいな建造物を見に来るだけでも、十分に価値があるなと思うのでした。

11:45 雲竜渓谷入口広場

雲竜渓谷入口は、小さな広場になっていて、ここで休憩することができます。雲竜渓谷の入り口とあって、標識に「ヘルメットを着用してください」と書かれてあります。ヘルメットは、転倒した際、転落した際に役立つと思います。

今回は、ここで昼食を食べることにしましたが、多少の雪が舞っていることがあって、寒がる人がいたので、15分ほど滞在して先に進むことになりました。

稲荷川氷瀑群

別の世界に来たような光景が広がっていました。

雲竜渓谷 氷瀑トレッキング
雲竜渓谷 氷瀑トレッキング

慎重に通過しなければいけない場所がいくつかありました。

12:40 巨大氷瀑に到着

今回の目的地である雲竜渓谷の巨大氷瀑に到着しました。

13:15 急斜面を下る

滑り降りると危険そうな斜面です。

稲荷川氷瀑群

再び氷瀑に戻ってきました。

雲竜渓谷 氷瀑トレッキング
雲竜渓谷 氷瀑トレッキング

水が流れているので、新雪で踏み抜かないように気を付ける必要があります。

14:30 巨大神殿

巨大神殿のダムの所まで戻ってきました。

15:30 橋に戻ってくる

私たちでも早い時間ではなかったので、この後に山に入っていった人たちは、帰れたのでしょうかね。

15:40 ゲート前

再びゲート前に戻ってきて、今回の雲竜渓谷の氷瀑ハイキングがほぼ終了となりました。

林道歩き

あとは林道を歩いていけば、「瀧尾神社」に到着です。

17:00 日帰り温泉 ほの香

日帰り温泉ほの香は、日光カジュアルホテルに併設された日帰り温泉です。5、6人ほどが入れる小さな温泉です。無人なので自販機で600円の入浴券を購入して入浴します。男女のお風呂とは別に休憩所も設けられています。

日帰り温泉 ほの香
日帰り温泉 ほの香

18:30 魚民 東武日光駅前店

土曜日ということで、東武日光駅の周辺のお店がどこも「満席」で夕食を取れる場所がなかったので、「魚民 東武日光駅前店」に入店しました。さすがチェーン店だけあって、店内はガラガラで、客はまばらでした。

20:30 日光駅

日光駅から宇都宮に行く電車に乗りました。

感想

日光駅から10分ほど車を走らせて、2時間ほど歩くだけで見事な氷瀑を見ることが出来ました。都心から日帰りもできる距離で、凄く良い場所だなと思いました。滑る場所もあって、アイゼンがあった方がいいですが、新雪だとアイゼンのかかりが悪くてなくても同じようなものでした。

雲竜渓谷 氷瀑トレッキング
雲竜渓谷 氷瀑トレッキング

雪山トレッキングのポイント

雪山トレッキングのポイントは、「濡れる場合を想定しておくこと」に尽きます。着替えなどは、Tシャツ、パンツ、靴下、そして簡易の手袋などの替えを持っていくということです。一応、遭難することも想定して、ガスボンベ&バーナーを持っていきます。